前回、木造の建物は音の問題に弱点があることをお話ししました。
その対策として、防振吊り木を紹介しましたが、
さらに遮音効果を上げるために、遮音用のボードを敷きこむ方法をとっています。
防振吊り木は主に防音に効果がありますが、この超硬質ボード(ハードボード)は
遮音に効果を発揮します。防音と、遮音ではチョット意味合いが違ってきます。
(話が長くなるのでここでの説明は省きます)
それでは、ハードボードとはどんなものなのか?
一言で言うと、超高密度の石膏ボードの事です。
建物の壁や天井の下地に使用している石膏ボードと同じものです。
その石膏の密度を上げたものなんです。
このようにハードボードを2階の床に敷きこみます。

写真の水色に見える部分がハードボードを敷きこんだ床の部分です。
このように、2階の床へ敷きこんでいきます。
皆さんも学校の授業で習ったと思いますが(もう忘れちゃったかもしれませんが・・・)
密度(質量)が高いものは、音を通しにくいんです。
同じ厚さのものでも、発泡スチロールよりコンクリートの方が音を伝えないのと同じです。
このハードボードも質量を上げているので、その効果を発揮します。
そのかわり、ものすごく重くて、2階へ上げるのが大変なんです。
大工さんんが毎回つらい思いをしているんですよ!
これで音が響いてこないか!というと、そうではないんです。
2階で「ドンドン」と音をたてると、やはり下へ響いてきます。
さっきも言ったように、木造の建物での防音対策はものすごく大変なんです。
完全に防・遮音しようとするのは、無理といっても過言ではありません。
ただ、このハードボードはかなりの効果を発揮しますので、ご安心ください。
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