上棟式

今朝はすごく強い雨が降っていましたね。

九州では大雨の被害が出ているので心配です。


今日は、上棟式のお話です。

先日、東造道で建築中のお家で、

上棟式が執り行なわれました。


青森の住宅会社『安くていい家』づくり

【上棟式の神前の模様です】


上棟式については、今までもブログの中で取り上げてきましたが、

その内容まではあまり詳しく説明してこなかったので、

まずは第1回目として、上棟式の「玉串奉奠の儀」までの流れを

お話したいと思います。


上棟式とは略名で、正式には「上棟安全祈願祭」といいます。

他に、「棟上げ式」、「建て前」等とも言いますね。


簡単に言うと、読んで字のごとく建物の「棟」を「上」げた際に

建物が無事完成するように神様にお祈りするものです。

「棟」(むね)とは、建物の屋根の一番高い所を支える部分の事です。

「棟木」(むなぎ)はその高い所を支えている木材の事です。


そのため、「建て前」は建物の屋根が上がった時点で行うのが通例です。

今では、私どももそうですが、屋根が上がって、

ある程度外部も出来上がったところで行うのが増えてきています。


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【神主様が祝詞を捧げ、神様にお祈りします】


神主様が、祝詞を捧げ、お施主様や工事関係者が、

神前に「玉串を奉奠」(ほうてん)します。

玉串とは、神前にささげるもので、

榊と言う木の枝に、紙垂をつけたものです。


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【神主様から玉串を渡され、神前にお供えします】


玉ぐしを奉奠するにもご作法があります。

神主様から玉ぐしを受け取ったら、

玉串の根元を右回りに(時計回り)にまわして神前の方へ向けます。

そして、根元を神前に向けたまま捧げたら、「二礼二拍手一礼」をします。

「二礼二拍手一礼」のご作法は、一般的に知られている作法ですね。

二度頭を下げて、二回柏手をたたきます、

そして最後にもう一度頭を下げて終わりです。

神様にお祈りする時や、新年の初詣などでも

このご作法でお祈りしますよね。


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【最後に建物の外部四隅にお酒と、塩、水をまきます】


私が監督を始めた頃、今から30年ほど前までは、

建物の「棟」が上がると、「建て前」といって、

現場で、お餅やお金をまいたものです。

近所の子供たちが、どこで情報を仕入れるのか、

いっぱい集まってきて、まかれたお餅やお金を拾うんです。

子供だけではなく、近所の大人も集まってきて、一緒に祝ってくれます。


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【これは御幣といって建物の棟木にお供えします

この御幣にも深い意味があるので機会があったらお話しますね】


私も子供の頃は、よく拾いに行きました。

情報通の友達がいて、どこからか「建て前」の情報を仕入れてくるんですよね。

そうやって、みんなで上棟を祝ったものです。


大工さんたちは、上棟式が終わると、

お施主様がお酒を振舞ってくれるので、

そのまま現場でお酒を飲んでお祝いをするんです。


今では、そのような光景はほとんど見かけなくなりました。

飲酒運転など、現在では色んな問題がありますからね。


時代とともに上棟式の形も変わってきているんですね。

でも古き良きものは今後も残していきたいものですよね。


今回はここまでです。

次回は玉串奉奠から先のお話をしようと思います。